【コラム】人事のためのOA入門講座その8「マウス操作が苦手な人のためのミスを減らすテクニック　前編」

「マウス操作が苦手な人のためのミスを減らすテクニック　前編」

パソコンを扱う時には欠かせないマウス操作ですが、
マウスの扱いが苦手な人のために、
作業がちょっと楽に、便利になる設定と操作を紹介します。

A  ファイルやフォルダをシングルクリックで開く設定を行う

シングルクリックでファイルを開ける設定に変更することで、
ダブルチェックでファイルをうまく開けなかったり、
思わぬ場所に移動させてしまったりするトラブルを減らせます。

（１）Windowsキー＋E
新しいエクスプローラー（ファイルやフォルダが表示されるウィンドウ）を開きます。

（２）エクスプローラーのメニューから「表示」をクリックし、
右端にある「オプション」をクリックします。

（３）「フォルダーオプション」が開いたら、真ん中の「クリック方法」の
「ポイントして選択し、シングルクリックで開く」にチェックを入れます。
設定ができたら、「OK」をクリックして変更を確定しましょう。



（４）フォルダに戻って、動作を確認してみましょう。
マウスポインタを置いた時に、ファイル名に下線が表示されたら選択されています。
そこから1回クリックすれば開くようになっているはずです。

※ダブルクリックが苦手な方は、本体をデスクに固定し、
トラックボールでカーソルを動かすタイプのマウスを使うのもおすすめです

B  ボタンを押したままでドラッグする動作が難しい時の設定

 ファイルやフォルダを移動させる時は、
マウスの左ボタンを押したままにしながら、マウスで移動先へドラッグします。
この時、ずっとボタンを押しているのが難しい方は、
ボタンから指を離してもドラッグできるようになる「クリックロック」を設定すると、
操作が楽になります。

※クリックロックを設定すると、意図しない動きをする場合があります

（１）画面の左下、Windowsアイコンをクリックして「スタート」メニューを開き、
歯車アイコンの「設定」をクリックします。



 （２）「設定」ウィンドウが開いたら、設定一覧の中から「デバイス」をクリックします。




 （３）「デバイス」の左メニューから「マウス」を選択し、
表示された項目から「その他のマウスオプション」をクリックします。



（４）「マウスのプロパティ」内の「クリックロックをオンにする」にチェックを入れ、
「OK」をクリックして変更を確定しましょう。
横の「設定」ボタンをクリックすると、ボタンを押す時間の長さを調整できます。



ミスを減らすテクニック、いかがでしたか？
マウス操作を楽に便利にストレスなく作業していくためのヒントになれば幸いです。
後編もご期待ください。


※本記事は2022年05月25日現在の情報です。