マイナンバーカード、小中学生への端末配布、5G、セルフレジ、自動運転......。
世の中のデジタル化が加速しています。
そのキーワードが
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」
2022年6月7日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2022」の中で日本経済再生のカギとして DX実現の重要性が打ち出されました。全社員のDX人材化や生産現場へのDX導入など、積極的にDX化を 進める企業がある一方で、「DXとはなにか」「DXをどう生かしたらいいかわからない」という声が少なく ありません。本ページでは、様々な業種のトップ企業様からご相談をお受けし、DX人材育成のお手伝いをして いるインソースデジタルアカデミー(以下、IDA)が「DX」について詳しく解説いたします。
目次
01.DXとは?
デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)とは、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面で、より良い方向に変化させること」を意味しています。
(英語では「トランス(Trans)」を「X」とする慣習があり略して「(ディーエックス)」と呼ばれています。)
これを、ビジネスの現場に置き換えると「ITとデータの活用によって、イノベーションを実現し、社会をより良い方向に変化させていく企業活動」になります。
DXは具体的に何をするのか?
具体的には、以下の2つのような取り組みを指します。
- データとITを活用し、新しいビジネスモデル、新商品、新サービスを実現すること
- データとITを活用し、業務プロセスを改善・再構築し、ダイナミックな生産性向上やコスト削減を実現すること
PCを使って業務をしていればDXを実現できているかというと、そうではありません。あくまで企業組織の変革の実現がその目的です。インソースグループでは、このようなDXを推進できる「DX人材育成」をミッションに掲げ、全力で皆さまをご支援します。
-組織内のDX推進を阻むもの-
社内のDX推進でこんなことありませんか?
- いざ組織のDX化を進めようとしたが何をしたら良いかわからない
- 質の高い研修を受けたとしても実務に役立つかわからない
- ITに詳しくないのに、プログラミングやAIなど高度な技術を求められそう
- ソフトや機械などの導入コストが高そう
そんなお悩みを抱えている貴組織に
のDX研修がおすすめです!
02.IDAが提供するDX研修の特徴
DX研修の特徴·目的
初心者から熟練者まで幅広く対応できる研修ラインナップ
IDAは1,600種類以上の研修ラインナップをご用意しています。ITが苦手だという初心者の方から、さらにスキルアップしたい熟練者の方まで幅広くカバーできます。状況やご希望をうかがい、DX研修百貨店やデジタル人材養成講座などの豊富なプログラムの中から、貴組織の目指す場所に到達するための最適な教育をご提案いたします。IDA営業に何なりとお申しつけください。
現場ですぐ役立つ「ビジネス×DX」のブレンド型研修
プログラミングやOfficeツールを使える人材だけがDX人材ではありません。DX人材に求められるITスキルは、ビジネススキルの延長線上にあります。
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STEP01.
現状把握·分析力
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STEP02.
IT活用の知識
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STEP03.
ITの特性を踏まえた設計力
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STEP04.
利用者視点のデザイン力
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STEP05.
IT独自のモノづくり力
DX実現のため組織がすべき3つのポイント
DX実現のためには、新入社員やIT専門部署のみの教育だけでは足りません。推進にあたって、中堅層以上からの反対意見が障害になるケースもあります。スムーズな導入のために、経営レベルで組織が取り組むべきことは以下の3つです。
-
経営戦略においてのDX活用を具体的に明示する
DXの本質は、破壊的なイノベーションを起こすことです。データとデジタル技術の活用によって、どの事業分野でどのような価値を生み出すのか?という具体的な経営戦略やビジョンを提示する必要があります。
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経営層自らがDX推進にコミットメントし主導する
DXを推進し活用していくには、事業活動全体·業務フロー·組織体制·人材教育·企業風土などの根幹の変革が不可欠です。この推進には非常に大きなパワーが必要となるため、経営トップ自らが主体となりDX推進のプロジェクトを主導していくことが大切です。
-
DXを推進するための組織体制を整備する
組織全体でDXを進めるには、その資源を確保しなければなりません。例えばデータマネジメントやデジタル技術の活用をサポートするDX推進部門の設置や、各部門において先行してDXの取り組みを実行する人材の育成など、全社的な施策を講じることが求められます。
DX教育推奨の4ステップ
-
経営陣含む全社でDXを理解し、経営戦略化する
IT·AIの仕組みや得意とする仕事の種類·コスト感を大まかに学び、業務改善にデジタル技術を活用できるようになることを目指します。
- 経営陣を中心にシステムの仕組み·原理をおおまかに学び、DX(IT·データ·AI)とは何かを理解する
- DX推進を経営戦略に入れ、DX重点分野を策定する
- DXを推進する体制を整備し、CDO(最高デジタル責任者)やDXポリシー、DX推進委員会等を設置し全社的な推進体制を構築する
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全社でDXを理解し、概念·言語の共通化を図る
全社員がそのメリットや必要性を共通して認識することで、DX推進活動がスムーズに運びます。
- 全部署でDX(IT·データ·AI)を理解している人材を育成し、組織におけるDX推進体制を整備する
- 特に管理職層は実務においてDXで何をなすべきかを考案する
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DXの推進者を作る
各部門内で業務に即したDXを実現するため、各部門に管理職とDX人材をそれぞれ育成していきます。
- 部署内の企画部門や若手を将来のDX人材として育成(スキル強化)
- 組織内でDX人材の総数を増やし、知の蓄積などDX化がスピーディーに完結できるようにする
-
外部ネットワークを作る
DX強化のために、外部ネットワークを作り支援体制を構築して、活動を実施した時に発生する課題を解決するための助言を受けられるようにします。
03.IDAのDX研修一覧
役職別DX育成体系表
以下は、IDAにて作成したDX人材育成体系例です。対象者ごとにDX人材要件を定義し、それぞれ必要となる研修を体系化し提供することで、組織のDX推進を支援します。
対象者 | DX人材要件 | 研修内容 | |||||||
DX理解 | OA | RPA | AI・統計 | 要件定義 | プロトタイピング | プログラミング言語 | システム 開発 |
||
経営層 | ITやデータを活用した戦略、 ビジョンを提示できる |
◎ | ○ | ○ | ◎ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
管理職 | 自組織のDX化を 推進することができる ※最低限、業務改善を主導できる |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||
本社の 企画職の社員 |
自部署の簡単なIT化を実現できる ※データベースを参照する開発ができる |
◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ||
DX中核社員 | 自組織のDX化を具体化できる ※システムの要件定義をし、 プロトタイプ(画面設計・帳票)を 作ることができる |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
システム 関連部署の 社員 |
複雑・大規模なシステムを開発できる ※更新システムも開発できる |
◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
一般社員 (営業・総務等) |
自分の業務においてRPAを 活用し改善できる |
◎ | ◎ | ◎ |
DX研修一覧
04.よくあるお問合せ
Q
DX研修は、難しいプログラミングを習得する必要がありますか?
A
プログラミングを習得する研修のご用意もありますが、DXは必ずしもプログラミングのスキルを必要とするものではありません。ビジネスで日常的に使用されているMicrosoft365も立派なITツールのひとつであり、使いこなせばDX人材育成の実現への一歩となります。 IDAは「OA研修」というカテゴリで、様々なMicrosoftのツールを取り扱う研修を提供しています。DX推進の最初の一歩として、ぜひご検討ください。
Q
主に、どのような業種・職種の受講者を想定されていますか?
A
現在のITスキルレベルに関わらず、全階層の方が対象となりますが、その中でも特に、IT専門部署ではない、営業・事務・生産現場等の方々、また、管理職・経営者の方を想定しています。なぜなら、業務のことを一番よく知っているのは、実業を担っている現場部門の方であるからです。ご自身が担当している業務について、どこに課題があり、どうすれば効率的かが分かっており、将来の事業環境を予測できるということが、費用対効果の高いシステムを作り、DXを実現するためにはもっとも重要な要素となります。
Q
DX研修はどのように選んだらよいですか?
A
IDAの実施するDX研修をカテゴリ別に人気順に掲載した一覧リストが「DX研修百貨店」です。カフェテリア方式のメニューとして、まずはこちらをご覧いただき、受けたい講座や、実現したいイメージに合う研修があるかどうかをご確認ください。あわせて、貴社の状況やご希望をヒアリングさせていただき、DX研修百貨店やデジタル人材養成講座などの豊富なラインナップから、貴社の目指す場所に到達するための研修プログラムをご提案させていただきますので、IDA営業に何なりとお問合せください。
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