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2023.07.21

2024.02.14

ChatGPTをExcelで使おう!① ~AI関数とは?

※この記事内容は

文字で構成されています。
ChatGPTをExcelで使おう!① ~AI関数とは?

AI関数とは

話題の対話型生成AI「ChatGPT」を、表計算ソフト「Excel」で利用できることはご存じでしょうか?それが今回ご紹介する「AI関数」です。この関数を使えば、Excelワークシート上で簡単に ChatGPTに指示を出し、回答を得ることができます。

なおAI関数を使うには「ChatGPT for Excel※」という、普段ご使用のOfficeツールに機能を追加する「Officeアドイン」と呼ばれる拡張機能のインストールが必要です。 また、アドイン経由のChatGPT利用は、無料体験の範囲を超えると課金が必要になるなど、注意すべき点もあります。

※「ChatGPT for Excel」はAPPS DO WONDERSが開発元のOfficeアドインです。本アドインはMicrosoft 365版のExcel、Web版のExcelで使用可能です。

ここまで読んで「難しそう・・・」と感じた方、ご安心ください。
「ChatGPTをExcelで使おう!」シリーズでは、AI関数を使うためのアドインの設定方法から、全種類のAI関数の使い方まで、手順を詳しくご紹介していきます。 次章からはAI関数でどんなことができるのか、一部のAI関数のご紹介と、アドインの使用時に気をつけたいこと3選をご紹介していきます。

どのようなAI関数があり、何ができるのか?

以下のとおり、現在は全6種類のAI関数を利用することができます(2023年7月中旬時点)。
本章ではそのうちのひとつ、AI. EXTRACT関数の使い方と出力結果をご紹介します。

  • AI.ASK関数(質問に回答)
  • AI. EXTRACT関数(テキストから指定のデータを抽出)
  • AI.FILL関数(サンプルデータから予測して回答)
  • AI.FORMAT関数(テキストを指定のフォーマットに出力)
  • AI.LIST関数(質問にリスト形式で回答)
  • AI.TRANSLATE関数(テキストを指定の言語に翻訳)

AI. EXTRACT関数(テキストから指定のデータを抽出)

extractとは英語で「引き抜く、抜き出す」を意味する動詞です。AI. EXTRACT関数はその名のとおり、テキストから欲しいデータのみを抜き出してくれる関数です。機能をイメージしやすくなると思いますので、まずは以下の一連の図をご覧ください。

署名欄から会社ホームページ(HP)のURLだけをAI. EXTRACT関数で抜き出してみます。元となるテキストとして署名をA2セルに、抜き出したいデータとしてHPをB2セルに用意します。AI. EXTRACT関数の入力を完了すると「#Bビジー!」と表示されますが、エラーではないのでご安心を。
ホームページのURLのみを抽出することができました!
続いて、今度は当社の「会社概要」ページから「本社所在地」の情報をAI. EXTRACT関数で抜き出してみます。元となるテキストとして会社概要ページのテキストデータをA2セルに、抜き出したいデータとして本社所在地をB2セルに用意し、AI. EXTRACT関数を入力します。
こちらも問題なく情報を抜き出すことができました。
※なお入力の仕方などにより、本記事でご紹介する出力結果と、皆さまのExcelで試した出力結果では、内容が異なってくる可能性がございます。予めご了承ください。

「色々使い道がありそう」「役立ちそう」と感じていただけたのではないでしょうか?今回は一例としてAI. EXTRACT関数の機能をご紹介しましたが、他にも様々な機能を提供するAI関数があります。本シリーズの第2回記事では、すべてのAI関数(全6種類)を詳しくご紹介していますので、ぜひご一読ください。

ChatGPTをExcelで使おう!② ~すべてのAI関数ご紹介

実際に使うための設定手順

AI. EXTRACT関数をはじめとした便利で面白い「AI関数」、ぜひご自身のExcelでも試してみませんか?たったの3ステップで完了する設定手順は、こちらの記事でご紹介しています。

ChatGPTをExcelで使おう!③ ~設定手順のご紹介

使用時に気をつけたいこと3選

「ChatGPT for Excel」は非常に便利なアドイン(拡張機能)ですが、気をつけたいことが3つあります。

APIの利用量と有効期間に気をつける

OpenAIアカウントを作成した際は、無料体験用のクレジットが自動的に付与されます。そのため、まずは無料体験の範囲内でChatGPTアドインを試してみるのがおすすめです。引き続き使用する際は「無料体験用のクレジットには利用上限(5米ドル分)があり、かつ有効期間は3カ月間であること」にご注意ください。

筆者は4月にOpenAIアカウントを作成したのですが、無料体験用クレジットに有効期限があることを認識しておらず、久々にログインしたところ失効(Expired)していました・・・。無料体験用クレジットを使い切ったか、失効した後は、課金が必要になります。

なお利用量はご自身のOpenAIアカウント「Usage」で確認することができます。
有料版は従量課金制になりますので、心配な方は左メニュー「Billing」>「Usage limits」であらかじめ使用上限を設定したり、一定量を超えた場合はメール通知がいくように設定するのがおすすめです。筆者は$1.00を上限に設定にしました。「あくまで無料の範囲で試したい」という方は、くれぐれも利用量と有効期間に気をつけながらご使用ください。

機密情報・個人情報の取り扱いに気をつける

ChatGPTを利用する際は、機密情報や個人情報は入力しないようご注意ください。今回ご紹介したアドイン(API)経由のChatGPT利用については「入力データの学習利用はしない」との規約になっているようですが、業務利用をお考えの場合は機密情報・個人情報は伏せるか、書き換えるなど、念のため対策を取っておきましょう。

出力結果に気をつける

ChatGPTを触ったことがある方は十分ご存じだと思いますが、ChatGPTの回答はすべて正しいというわけではありません。真偽が定かではない情報が含まれる可能性があることを念頭に、必ずご自身で出力結果のファクトチェックを行いましょう。

今後、回答精度はさらに上がっていくことが予想されますが、本記事の執筆時点ではまだまだ懸念が残ります。最終チェックは自分自身で行いつつ、並行して、よりよい回答をChatGPTから引き出すためのテクニックを身につけていきたいところです。インソースデジタルアカデミーでは、そんなお客さまのニーズに応える研修をご用意しています。

夢の職業?! プロンプトエンジニア
ChatGPTプロンプトエンジニアリング研修~使いこなすための応用手法を学ぶ

最後に

ますます加速し、加熱していくAIの進化。これからはこれらのツールをうまく使いこなすことが、ビジネスパーソンに期待される能力のひとつになるのではないでしょうか。ぜひ、まずは気軽に触って試してみてください。

ChatGPTをExcelで使おう!② ~すべてのAI関数ご紹介
ChatGPTをExcelで使おう!③ ~設定手順のご紹介

Excel業務のAIサポーター「GPTexcel」を使おう!①
Excel業務のAIサポーター「GPTexcel」を使おう!② ~「始め方」を3分で解説

※本記事は2024年02月14日現在の情報です。

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