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2023.07.10ページが新しくなりました!

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各分野で経験を積んだテキスト作成者が語る記事や、最新のDX動向を掴める記事などを取り揃えております。IT業界の方だけでなく、すべてのビジネスパーソンに読んで欲しい記事がここにあります。

【コラム】高所恐怖症を克服・治療する方法は?~データ活用の面白さと難しさ

本コラムは、データサイエンティスト・神山が全4回シリーズで
データ活用の面白さと難しさを語ります。
データサイエンティストのこぼれ話としてお楽しみいただければ幸いです。


私は学生時代、心理学を専攻しておりました。
「人の心を読めるの?」と周りからはよく聞かれましたが、実際はデータを通じて
統計学で人間の実態を明らかにする実証的な学問です。

私が心理学を学び始めて間もない頃、衝撃を受けた言葉があります。
「高所恐怖症の治療として、高所に何度もチャレンジすると治療効果が高い」
初めて聞いた時には、「そんなこと、あるわけがない」と絶句しました。
治療効果が高くなる理屈としては簡単にまとめると以下の通りです。

a.高所に繰り返しチャレンジする
b.悪いことは起きない
c.「高所にいても悪いことは起きない」と学習し、段階的に恐怖が少なくなる

なるほど、確かに理屈としては納得です。そして、実際にこの治療法によって、多くの
人の高所恐怖症が改善したデータや実績があり、ありえないと思ったことでも認め
ざるを得ませんでした。今までの自分の常識がデータによって覆された瞬間でした。
この話は、心理学とデータによって問題を解決する面白さを感じ、私が大学院
まで心理学、統計学とお付き合いするきっかけとなりました。

しかし、データを活用することには難しさもあります。例えばこの高所恐怖症の
治療法を高所恐怖症の方は受け入れるでしょうか?この治療法は治療を受ける
までのハードルが高いのが実態です。「その治療を受けるくらいなら高所恐怖症の
ままでいい」こうなって、治療を受けたくないという方が多いのではないでしょうか。

データ分析を行ってみて、面白い結果が得られても、その結果を役立てられるか
は別問題です。分析した結果そのものが問題解決に役立たないものであったり、
分析結果を問題解決に役立てる有効な戦略が立てられなかったり......。

近年、多くの企業でデータ活用への関心が高まっています。一方、データ活用の
難しさに直面し、有効活用できないケースも多く散見されます。

どんな問題を解決したいのか?
どんなことをしたら問題を解決できそうか?
どんなデータを集計して分析したらいいか?

集計したデータを解析する以上に、綿密な分析計画を立てることが、データを
有効活用するためには非常に重要です。データを有効活用するためのビジネス力
の研修も、取り揃えておりますのでぜひ、ご活用くださいね!


関連研修のご紹介
・ビジネス活用のためのAI・人工知能研修
https://www.insource.co.jp/bup/bup_artificial_Intelligence.html
・ビジネスデータの分析研修~職場で活かせる統計の基礎とデータ活用法を学ぶ
https://www.insource.co.jp/bup/bup_business_data_analysis.html
・仮説構築力向上研修
https://www.insource.co.jp/bup/kasetsu_kouchiku.html



※本記事は2021年06月16日現在の情報です。
  

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Vol.12 今日からはじめるDX

Vol.12は「中堅・成長企業でのDXの進め方」がテーマです。他社リソースを上手に活用するために身につけたい「要求定義と要件定義」を解説しました。 2人の「プロの目」によるDXの取組みへのヒントに加え、身近なアプリではじめるDXを活用事例とともに紹介します。DXお悩みQ&Aでは、中小・成長企業特有の事例を取り上げました。DXをはじめるなら「今」です。

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2023 SPRING

Vol.11 DX革命 第二章~着手から実践へ

vol.4の続刊であるVol.11は「DX革命の実践」がテーマです。 本誌の前半ではDXの課題を4段階に整理し、各段階の解決策である研修プランを掲載しています。 後半では弊社が研修を通じてDXを支援した、各企業様の事例と成果を紹介しています。自社のDX実践に際して、何がしかの気づきを得られる内容となっています。

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2020 WINTER

Vol.04 DX革命

Vol.04はDX推進のための効果的な手法がテーマです。DXは喫緊の経営課題である一方、IT人材不足や高いシステム導入コストにより実現が難しいと捉えられがちです。そこで本誌では、今いる人材で低コストに推進するDXについてご紹介しております。

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