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2023.07.10ページが新しくなりました!

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【コラム】データサイエンティストの心得その12「統計学者でもあったナイチンゲール!なぜ統計学が重要なのか?」

本コラムは、「データサイエンティストの心得シリーズ」として、
世界各国の様々な研究データの紹介やデータ活用について語ります。
データサイエンティストのこぼれ話としてお楽しみいただければ幸いです。


「ナイチンゲールはどんな人?」と聞かれると、看護を思い浮かべる人が多いでしょう。
その実績から「クリミアの天使」「近代看護教育の母」などと呼ばれています。
私も小学校時代に伝記を読み、数多くの命を救ったことに感動したのを覚えています。

そんなナイチンゲールは、実は統計学者でもあったことはあまり知られていません。
ナイチンゲールは数学や統計に強い興味を持ち、幼いころから学んでいました。

ナイチンゲールは、戦争が勃発すると看護師として現地に赴きました。
負傷した兵士が運び込まれる野戦病院は当時、衛生状態が悪く、
不衛生な環境が原因で亡くなる人が多い状況でした。

しかし、当時の常識では不衛生な環境が原因だとは理解されていません。
そこでナイチンゲールは、病院の衛生状態を改善すれば死亡率は下がるという、
様々なデータを収集し、統計学的に証明して、上層部を説得しました。

統計学なデータが、衛生状態の改善という施策につながり、
結果として4割超の死亡率を1割以下まで下げることができたのです。

ナイチンゲールは、この活躍から統計学を医療に活用した先駆者とされ、
イギリス王立統計学会の初の女性会員として登録されています。

データを駆使して、科学的な証拠を示し、数多くの命を救ったように、
統計学は、今まで見えていなかった真実を明らかにすることができます。

人間の経験則や直感から得られる判断や選択ももちろん素晴らしいですが、
データによる客観的な事実から考えることも重要です。

統計学が活用されたことで近代医療が飛躍的に発展していきました。
それと同じようにビジネスでも統計学の活用によって新たな知見が見いだされ、
あらゆるビジネスがデータによってより良くなっていく未来はそう遠くはないでしょう。

■統計研修のまとめページはこちら
https://www.insource.co.jp/kensyu/statistics_top.html


※本記事は2022年06月15日現在の情報です。
  

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