1. トップページ
  2. DXコラム
  3. 【コラム】SE40年日記~ベテランプロマネの仕事術 第8回「目的は1つ、目標も1つ」

2023.07.10ページが新しくなりました!

いつもDXコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。

DXコラムは、DX/ITに関する情報をあらゆる切り口から詳しくご説明したオウンドメディア「DXpediaⓇ(DXコラム後継)」としてリニューアルいたしました。

各分野で経験を積んだテキスト作成者が語る記事や、最新のDX動向を掴める記事などを取り揃えております。IT業界の方だけでなく、すべてのビジネスパーソンに読んで欲しい記事がここにあります。

【コラム】SE40年日記~ベテランプロマネの仕事術 第8回「目的は1つ、目標も1つ」

>ベテランプロマネTがお送りする「ベテランプロマネの仕事術」。
>仕事においても私生活においても経験豊富なTが軽妙洒脱に語ります。
>今回のテーマは【目的と目標】についてです。

「目的」とは、"達成が非常に困難な目指すべきもの"。
「目標」とは、その"目的を達成する為に必要なターゲット(的)"。

プロジェクトにおいて"目的"は1つであるべきです。

例えば、"安全なシステム統合実施"という目的があるとします。
この目的は、ハードルが高く、大事故が無く安全にシステム統合をする事は、
大規模なシステムでは至難の技です。
そもそも目的とは、元々、達成が非常に困難なテーマなので、
だからこそ唯一無二の"目的"なのです。

しかし、実際は、その目的を複数設定したり、
更には、目的達成の為の"目標"も複数設定することが多いのです。

例えば、次のように目標を3つ立てるとどうでしょうか。
(1)20○○年○月本番稼働開始
(2)実施予算3000億円以内
(3)新システム更改の同時実施 等々・・・
 
目標を欲張ると、実際は、焦点がボケて、
人々の意識が拡散し、どれも合格点にならないのです。
結果、1つも100点を取れない事になります。
目標も1つに絞り、そこに意識を集中して戦力投入すべきなのです。

100歩譲って、複数設定する場合にも、最重点目標を1つ決めることです。
"分りやすさ"は、プロジェクト運営術の肝(キモ)。
過去、色々なプロジェクトをやってみて、私の一つの結論です。


※本記事は2022年07月06日現在の情報です。
  

2023 AUTUMN

Vol.12 今日からはじめるDX

Vol.12は「中堅・成長企業でのDXの進め方」がテーマです。他社リソースを上手に活用するために身につけたい「要求定義と要件定義」を解説しました。 2人の「プロの目」によるDXの取組みへのヒントに加え、身近なアプリではじめるDXを活用事例とともに紹介します。DXお悩みQ&Aでは、中小・成長企業特有の事例を取り上げました。DXをはじめるなら「今」です。

Index

2023 SPRING

Vol.11 DX革命 第二章~着手から実践へ

vol.4の続刊であるVol.11は「DX革命の実践」がテーマです。 本誌の前半ではDXの課題を4段階に整理し、各段階の解決策である研修プランを掲載しています。 後半では弊社が研修を通じてDXを支援した、各企業様の事例と成果を紹介しています。自社のDX実践に際して、何がしかの気づきを得られる内容となっています。

Index

2020 WINTER

Vol.04 DX革命

Vol.04はDX推進のための効果的な手法がテーマです。DXは喫緊の経営課題である一方、IT人材不足や高いシステム導入コストにより実現が難しいと捉えられがちです。そこで本誌では、今いる人材で低コストに推進するDXについてご紹介しております。

Index

  

お問合せ

まずはお電話かメールにてお気軽にご相談ください

お電話でのお問合せ

03-5577-3203

PAGE TOP