関連部門全員に研修実施でAIの知識が向上
~課題解決に向け機械学習の取り組みが始まる~
総合商社
従業員30,000名以上
- #3~5日以上
- #AI・RPA
- #指名制
- #DX
実施概要
概要 |
企業の競争力強化や事業成長のため、在庫管理にAIを導入することとなった。物流関連部門全員に向けて研修を実施。 その後、選抜されたメンバーに、より深い知識・スキルの教育を行い、課題を解決するためのモデル作成を行った。 |
---|---|
実施期間 | 2019年3月~2020年1月で1日間研修×10クラスを実施 (第1回8クラス、第2回1クラス、第3回1クラス) |
対象者 | 営業本部内、物流関連部門の、社歴の浅い非管理職層 |
実施内容 |
➀研修を全3回実施(第1回の内容は、複数クラスに分けて150名に対して実施⇒選抜されたメンバー約30名に対して第2回、第3回を実施) 第1回:ビジネス活用のためのAI(人工知能)研修 第2回:ビジネスデータの分析研修 第3回:AI・機械学習研修 ➁事後課題として、研修で利用したツールを使ったモデル作成に取り組む ➂社内のIT部署による追加講習 ④自部署課題に対応したモデルの作成 |
研修種別 | 講師派遣型、カスタマイズ有り>>講師派遣について |
金額 | 総額10~20百万円程度 |
背景・解決策・成果
背景
- DX推進のためには、本部全体のITリテラシー向上が必須
- 特にAIや機械学習について知見を深めたい
解決策
- AIを活用した事業に即応できるように、AIの知識やデータ活用の知識をインプットして備えておく
成果
- 本部全体のAIに関する知識が向上した
- 選抜されたメンバーによって、課題解決のためのモデル作成につながった
- 研修実施後、社内IT推進部による講習を追加し、自部署の課題を機械学習で解決するための取り組みを実施
研修実施手順
STEP1
物流関連部門全員に研修を実施後、選抜メンバーがAI導入時にスムーズな運用ができるようにする
- 研修
- ビジネス活用のためのAI(人工知能)研修
- 目標
- AIに関する知識、簡易で廉価なAIツールについて知り、現場導入への最初のステップを学ぶ
STEP2
AIの基礎知識、情報収集と分析方法を理解する
- 研修
- ビジネスデータの分析研修~職場で活かせる統計の基礎とデータ活用法を学ぶ
- 目標
- データ分析の基本的な考え方やデータ整理の仕方を学んだ上で、エクセルを用いた相関係数の計算や回帰分析を習得する
STEP3
AI導入に向けて課題を設定する
- 研修
- AI・機械学習研修※カスタマイズ研修
- 目標
- 部品の需要予測、AIを活用した業績管理業務等を実行できるようになる
IDAを選んだ理由
"研修会社の中からIDAを選んだ理由を教えて下さい"
IT関連部署対象ではなかったので、専門的な内容ではなく易しい内容を探しており、ニーズに合致していました。 研修の価格が比較的廉価でした。
受講者の声
"研修をご受講されての感想を教えて下さい"
RPAによって業務効率化を図る程度しかAI活用を考えていませんでしたが、講義によってデータを正しく読み取り未来を予想することはAI活用以前に身につけるべきと感じました。
まずは目の前にあるデータを分析してみて、自身の理解や分析の一助にしたいと思います。
AI導入時の考え方、ステップを参考としてDX推進に活用したいと思います。
IDA営業担当の声
会社全体としてAIを使っていきたいという背景を伺い、より多くの受講者様にAI知識のベースを作って頂くべく、まずは希望者様へのAI概論研修を行うこととしました。
より多くの希望者様がご参加できるよう、終日研修のAI概論研修をポイントを絞り、かつ知識のベースを作るギリギリの短縮版にカスタマイズしご提供致しました。
社内でAI活用を推進していくことになる選抜者の方には、実データを用いた予測モデルを作成する課題に取り組んで頂き、研修の中でフィードバックを行いました。
研修実施後は、社内IT推進部による講習を追加し、自部署の課題を機械学習で解決することに取り組んでおられます。
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