2023.03.07
2024.08.28
「Excelができる」はどこから?
- 文字で構成されています。
※この記事内容は
「Excelができる」とは
「Excelができますか?」という質問は想定できる範囲が非常に広いため、ここでは「Excelを使って目的を果たすための適切な方法を選ぶことができる」ことを「Excelができる」とします。
問題解決の選択肢が多いと、楽な方法が選べます
Excelは、指示されたことを実行します。そして、Excelに指示を出すのは人間です。指示を出す側に知識が多いと手数が増え、手数が多いと目的にフィットした手段を選ぶことができるようになります。
たとえば、200行ある項目の重複を調べる必要があるとします。どのような方法を採るかと考え、4種類の候補を挙げました。
-200行をよく見て、目視で探し出す
-重複の有無を調べたい行を項目順に並べ替えた上で、目視で探し出す
-COUNTIF関数を利用して、重複している項目を探す
-「条件付き書式」機能を使って、重複している項目に色を付ける
関数と条件付き書式を使う方法はExcelが答えを返してくれるため、目視よりも簡単で確実です。そして、これらの機能は存在を知らないと選択肢として浮かんできません。
Excelは独学で問題なく使えていると思っていても、あらためて学ぶと知らなかったことが必ず出てきます。新しいことを知る面白さを味わうことで、日々の業務をより楽に進められるようにもなります。
これができれば「Excelができる」?
Excelの機能は、メジャーなものから目立たないけど便利なものまでありますが、その中でも使いこなし感のある機能をピックアップしました。どれくらいの機能を知っているかを確認してみてください。
オートフィルをさらに便利に「オートフィルオプション」
商品名だけ入力したら他は自動で表示させたい「VLOOKUP関数」
条件分岐を使いこなす「IF関数」と「IFS関数」
意外と見えていない便利機能「クイック分析」
入力不要な箇所は編集不可に「シートの保護」
選択するだけで各種データを確認「ステータスバーのユーザー設定」
重複はサクッと消してしまいましょう「重複の削除」
苗字と名前の間に自動でスペースを入れたい「フラッシュフィル」
ランダムな数字を使ったデータを作りたい「RANDBETWEEN関数」
あらかじめ順番を指定した部署名でリストを並べ替えたい「ユーザー設定リスト」
※本記事は2024年08月28日現在の情報です。
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