1. トップページ
  2. 事例紹介
  3. 対象者別の研修で人材育成の体系化を構築
  記事サムネイル

対象者別の研修で人材育成の体系化を構築
~全社員のITリテラシー底上げで個人の業務課題が浮き彫りに~

製造業

従業員700名以上

  • #10日以上
  • #AI・RPA
  • #Python
  • #指名制
  • #DX

実施概要

概要 2030年までに「社があるべき姿」として、新しい価値の創造、社会や地球環境への貢献を目標に掲げ、その実現のために全社をあげてDX推進を加速させる必要があった。
組織全体で積極的に取り組むべく、階層や対象者別の課題に合わせた研修を行うことで社内の人材育成を体系化させ、新規事業の創造と業務改善につなげた。
実施期間 4月~8月で延べ19日間実施
対象者 管理職、一般職、社内推薦を受けた選抜者延べ約300名
実施内容 全社をあげてDXに関する人材育成の体系化をはかるため、まずは管理職、一般職、 選抜者を対象に、デジタル人材育成プログラム(基礎コース)を実施した。管理職と一般職はDX理解および推進研修、選抜者はRPAやAI、データサイエンスなどのテクノロジーと、Pythonやデータベース活用などデジタル技術の習得およびトレーニングを目的とした研修を受講した。
基礎プログラム受講後は、社内で技術部門や業務改革部門などを中心に応用コースを実施する予定で、それにつながる土台作りの研修となった。

①管理職および一般職を対象にDX理解研修を実施
(管理職は半日間を6回、一般職は1日間を2回)
②選抜者向けにRPA、ビジネスデータ分析、AI・人工知能研修を実施(各1日間ずつ)
③上記②を受講後に、Python、データベース入門、既存データの活用と加工編の研修を実施(Python研修は3日間、他研修は各1日間ずつ)
研修種別 講師派遣型、カスタマイズ有り>>講師派遣について
金額 総額10~15百万円程度

背景・解決策・成果

背景

  • 社内でIT活用が進む中、DXによるビジネスモデルの新規創出や既存事業の差別化をさらに加速させたい
  • 管理職、一般職、選抜者ごとに、DXに関連する人材育成の体系化をはかりたい
  • 全社でDXを推進する上で、社員のIT及びデジタルリテラシーを底上げしたい

解決策

  • DX推進のため、全社員のデジタルリテラシーの基礎知識とスキルを向上させる
  • 受講者がDX推進担当者となり、現場で具体的な施策を講じる

成果

  • 部署や社員各人ごとの新たな業務課題が浮き彫りになり、今後必要な取り組みが可視化された
  • 受講者が、デジタル技術を活用した社内の新規事業および業務改善コンテストに出場し、成果を全社発表予定

研修実施手順

STEP1

対象者別に、求める知識・スキルを設定して実施した研修を基礎講座と位置づけ、今後の応用コースにつなげる土台作りにする

研修
DX理解研修
目標
DXの基礎知識から人材育成方法、組織内のDX実現の具体例を学ぶ
研修
DX推進研修~5ステップで今日から始める
目標
活用事例を参考に、DX推進のためのポイントと「業務改善」「新規事業創造」「人材育成の方法」を習得する

STEP2

RPA(ロボットによる自動化)やAI(人工知能)、データ分析と統計を学び、新たなビジネス展開の道標にする

研修
ビジネス活用のためのRPA研修~RPA導入のための一歩を踏み出す
目標
RPAで何ができるか、RPA導入に必要なステップについて理解する
研修
ビジネスデータの分析研修~職場で活かせる統計の基礎とデータ活用法を学ぶ
目標
業務効率の改善や採用基準の見直しに向けて、統計の基礎を「相関関数」「回帰分析」の観点から学ぶ
研修
ビジネス活用のためのAI・人工知能研修
目標
人工知能とは何か、基本知識から導入後のコストや成果に対する考え方を習得する

STEP3

さらに前進した分野を習得することで、データを活用した業務課題の解決を目指す

研修
Python基礎研修
目標
注目される言語Python(パイソン) でプログラムが書けるように、開発の流れや基本文法を学ぶ
研修
データベース入門研修~データ抽出編
目標
データベース管理システムを通じて、さまざまなデータ抽出のためのSQL文の作成方法を学ぶ
研修
ビジネスデータの分析研修~既存データの活用に向けてデータを加工する編
目標
データ前処理の手法や目的、SQLやPythonを用いたデータ抽出と加工について学ぶ

IDAを選んだ理由

"研修会社の中からIDAを選んだ理由を教えて下さい"

数多くの企業や自治体でのDX人材育成研修の実績に注目しました。
長年の研修実績により蓄積された「豊富な研修ラインナップ」、「ワークが充実した講義」、「業界の知識や知見を潤沢に持つ講師陣」を重視したからです。
短期型の研修提供ではなく、管理職、一般職、選抜者等、それぞれのニーズに合った研修を体系化した、中長期的な提案であったことを高く評価しています。

受講者の声

"研修をご受講されての感想を教えて下さい"

研修で初めてPythonに触れ、視野が広がりました。社内に眠るビッグデータを業務に活かせるまでになりたいです。

データ抽出がどのような業務に適しているかを考えるきっかけになりました。

エクセル以外のツールを使用できて良い経験になりました。今後、このツールやITリテラシーを部内で広め、少しずつ仲間を増やしていきたいです。

研修企画担当者様より、成果・今後の取り組み

様々な部署の人材が集まってグループワークを行なったことで、異なる視点の意見を聞く機会となり、自部署では想像もしなかったアイディアや気づきを得ることができました。
これが、業務改善や新たなビジネス創出のヒントとなっています。

また、研修を経て、特にデータリテラシーに個人差が見られ、データから仮説を立てる能力にも各人の差があることが分かりました。
今後はデータドリブンな組織を目指し、組織内のリテラシー格差を均一にしたいと考えています。

この後、技術部等の社員を中心に応用研修を受講して、社員のIT技術のより一層の強化をはかります。

 
   

2023 AUTUMN

Vol.12 今日からはじめるDX

Vol.12は「中堅・成長企業でのDXの進め方」がテーマです。他社リソースを上手に活用するために身につけたい「要求定義と要件定義」を解説しました。 2人の「プロの目」によるDXの取組みへのヒントに加え、身近なアプリではじめるDXを活用事例とともに紹介します。DXお悩みQ&Aでは、中小・成長企業特有の事例を取り上げました。DXをはじめるなら「今」です。

Index

2023 SPRING

Vol.11 DX革命 第二章~着手から実践へ

vol.4の続刊であるVol.11は「DX革命の実践」がテーマです。 本誌の前半ではDXの課題を4段階に整理し、各段階の解決策である研修プランを掲載しています。 後半では弊社が研修を通じてDXを支援した、各企業様の事例と成果を紹介しています。自社のDX実践に際して、何がしかの気づきを得られる内容となっています。

Index

2020 WINTER

Vol.04 DX革命

Vol.04はDX推進のための効果的な手法がテーマです。DXは喫緊の経営課題である一方、IT人材不足や高いシステム導入コストにより実現が難しいと捉えられがちです。そこで本誌では、今いる人材で低コストに推進するDXについてご紹介しております。

Index

   

お問合せ

まずはお電話かメールにてお気軽にご相談ください

お電話でのお問合せ

03-5577-3203

PAGE TOP