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新入社員へのDX教育が、生産効率の改善を進めた
~DXが世代間のコミュニケーションツールに~

化学工業メーカー

従業員500名以上

  • #10日以上
  • #AI・RPA
  • #Python
  • #指名制
  • #DX

実施概要

概要 新入社員を対象に、DX教育(IT教育)を行うことを通して、全社のDX推進を進めた。
新入社員へのDX教育が、世代間の会話のコミュニケーションツールとなり、デジタルに縁遠かった社員まで、DXに関心を寄せるようになった。
実施期間 新入社員・選抜者のいずれも6月~2月
対象者 生産管理部門の新入社員15名+選抜者13名
時間に余裕がある新入社員と、社内各部署からの選抜者を対象とした
実施内容 DX推進のための知識やスキルの習得を目指す、10講座計16日間(AI、RPA、プログラミング(Python)、統計解析など)を実施した。
毎回研修後に課題を課し、知識やスキルの定着を図った。
実際に、IT部門やITコンサルタントに配属されるような対象者が受講するカリキュラムで学ぶことにより、データやシステムを利活用できる人材を大きく増やした。

①システム開発と業務改善への理解を深め、実際にRPAツールをさわる(2日間)
②在庫管理システムのWEBアプリ開発を通して、デジタルリテラシーを高める(10日間)
③ビジネスで使える統計とAIを学び、データを現場で活用できるようになる(2日間)
④要件定義書を作成できるようにし、実際に現場でプロジェクトを進める(1日間+現場)
研修種別 講師派遣型、カスタマイズ有り>>講師派遣について
金額 総額20~50百万円程度

背景・解決策・成果

背景

  • 経営戦略として、工場のスマート化・デジタル化を進めたい
  • DXの先行事例をさらに拡大させる施策が必要だった
  • 潜在的に素質の高い新人がさらに活躍できる分野を創出したい

解決策

  • 新入社員からDX教育を始め、選抜社員、受講希望者と、順々にデジタルリテラシーを持った人材を増やしていく

成果

  • 新入社員へのDX教育が、世代間のコミュニケーションツールとなり、デジタルに縁遠かった社員まで、DXに関心を寄せるようになった
  • データやシステムを利活用できるIT人材を大きく増やした

研修実施手順

STEP1

DX推進のための知識やスキルの習得を目指し、ステップアップを図る

研修
システム・IT理解研修
目標
研修の流れに沿った4つの業務フロー図を作成し、研修全体の目的を把握する
研修
RPA/WinActor®研修 初級編~データ転記からRPAを始める
目標
WinActorを使って架空の業務を自動化するシナリオを作成する

STEP2

在庫管理システムのWEBアプリ開発を通して、システム開発スキルを身につける

研修
プロトタイピング研修~Figmaによるシステム画面設計編
目標
架空の業務(在庫管理)を効率化するための在庫管理システムのプロトタイプを作成
研修
データベース基礎研修~基本版
目標
在庫管理システムで必要な、データベースへのデータの登録・抽出するためのプログラム(SQL)を作成
研修
HTML/CSS/JavaScript基礎研修
目標
前課題で作成したプロトタイプを元に、HTML/CSS/JavaScriptを使った在庫管理システムの画面を実際に開発
研修
(プログラミング初心者向け)Python入門研修~Excel操作とWebアプリケーション開発体験編
目標
前課題で作成した在庫管理システムの画面を用い、WEBアプリケーションをPythonで開発

STEP3

ビジネスで使える統計とAIを学び、データを現場で活用できるようになる

研修
ビジネスデータの分析研修~職場で活かせる統計の基礎とデータ活用法を学ぶ
目標
架空の旅行会社のデータから統計数値の算出・読解後、施策を立案する
研修
Pythonで学ぶ機械学習~回帰分析とディープラーニング
目標
オープンデータを使った住宅価格の予測、モデルの評価を実施する

STEP4

要件定義書を作成できるようにし、実際に現場でプロジェクトを進める

研修
要件定義研修~実践・業務フロー作成編
目標
自部署の業務を効率化するために必要なシステムの要件定義書を作成し、実践的なスキルを身につける

IDAを選んだ理由

"研修会社の中からIDAを選んだ理由を教えて下さい"

DX研修の社内事例と取り組みに興味を持ちました。
研修自体がかなり大がかりでしたが安価で、コストパフォーマンスが高い研修でした。

受講者の声

"研修をご受講されての感想を教えて下さい"

一連の研修を行ったことで、仕事の自動化のアイデアが浮かんだりするようになりました。

これまでプログラミングをしたことがありませんでしたが、説明が分かりやすく、進んで事後課題などに取り組めました。

初心者にもわかりやすい研修内容で、自分でプログラムを作りたいと思うようになりました。

プログラミングを独学で学ぶのはハードルが高い印象でしたが、研修では、基礎中の基礎の部分を、プログラミングを扱ってきた経験のある講師の方から直接学べたのは貴重な機会でした。

IDA営業担当の声

DXを軸とした教育が世代間コミュニケーションを活性化させました。
職場内で「非効率な業務をデジタル技術で改善」や「先輩社員から新入社員へ業務の改善したい点を要望」や「新入社員とベテラン社員が一緒にRPAを使った効率化に取組中」などのDXに関する会話・行動が増えています。
今後もDX人材の裾野を拡大するため、引き続き、新入社員と希望者への研修を継続中です。 今後は、希望者に対してレベルにあった教育を、人材開発支援助成金の活用も視野に入れてサポートしていきたいです。

 
   

2023 AUTUMN

Vol.12 今日からはじめるDX

Vol.12は「中堅・成長企業でのDXの進め方」がテーマです。他社リソースを上手に活用するために身につけたい「要求定義と要件定義」を解説しました。 2人の「プロの目」によるDXの取組みへのヒントに加え、身近なアプリではじめるDXを活用事例とともに紹介します。DXお悩みQ&Aでは、中小・成長企業特有の事例を取り上げました。DXをはじめるなら「今」です。

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2023 SPRING

Vol.11 DX革命 第二章~着手から実践へ

vol.4の続刊であるVol.11は「DX革命の実践」がテーマです。 本誌の前半ではDXの課題を4段階に整理し、各段階の解決策である研修プランを掲載しています。 後半では弊社が研修を通じてDXを支援した、各企業様の事例と成果を紹介しています。自社のDX実践に際して、何がしかの気づきを得られる内容となっています。

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2020 WINTER

Vol.04 DX革命

Vol.04はDX推進のための効果的な手法がテーマです。DXは喫緊の経営課題である一方、IT人材不足や高いシステム導入コストにより実現が難しいと捉えられがちです。そこで本誌では、今いる人材で低コストに推進するDXについてご紹介しております。

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