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【コラム】人事のためのIT入門講座
~業務自動化へのヒント「DRYの原則」


本コラムでは、人事のご担当者さま向けに、ITリテラシー向上につながる情報を
お届けしてまいります。人事業務の効率化や高度化だけでなく、デジタル人材の
採用やデジタル教育の検討にご活用いただければ幸いです。


(1)エンジニアの間で語り継がれる思想の一つ、DRYの原則
ITエンジニアの間では、よりよいシステムを開発するための思想が、
多く語り継がれています。たとえば、下記のような原則・法則です。

・KISSの原則
→「Keep it simple stupid.」(シンプルにしておけ!この間抜け)もしくは
「Keep it short and simple」 (簡潔・単純にしておけ)という言葉の頭文字を取った原理・原則の略語。
システム設計は簡潔・単純にしておくことが成功の鍵となる。

・YAGNI(やぐに)の法則
→「You Aren't Going to Need it」(それはきっと必要にならない)という言葉の頭文字を取った略語。
あとで必要になりそうなコードは結局必要にならないため、今必要なものだけ書くことが大事。

・トラックナンバー
→チーム開発において、特定の人物がトラックに轢かれるなど何かしらの要因で突発的に離脱することで
プロジェクトが立ちゆかなくなったり、継続して開発が困難になる人数のこと(ブラックジョークです)。

・3か月後の自分は他人
→3か月後には自分が作ったプログラムの意味がわからなくなるため、プログラムには
メモをつけておくことが必要ということ。

このように、さまざまな原理・原則が存在する中で、
今回は業務自動化のヒントになる「DRY(ドライ)の原則」をご紹介します。


(2)DRYの原則とは、同じことを二度やらない・同じものを1カ所にまとめること
ここでいうDRYとは、「Don't Repeat Yourself」の略語であり、「同じことを繰り返すな」という日本語訳になります。

プログラムの中で同じ処理をする箇所を、コピー&ペーストで増やしていった際、
コピー元のプログラムに不具合があると、すべての箇所を修正する必要が出てきます。
そのため、情報は一カ所にまとめておいた方がよいという考え方のことです。

実際の「DRYの原則」はもう少し広い意味で使われています。
前回ご紹介した正規化も1カ所にまとめる考え方であり、中には、プログラムから
プログラム仕様書を生成する仕掛けまで存在しています。
つまるところ「DRYの原則」とは、システム開発の様々な工程や成果物について活用される考え方です。


(3)同じPC操作を二度やっていれば自動化対象になる
上記のプログラムをコピーする例では、A、B、Cという処理を何度もやっているプログラムは、
Dという処理をするプログラムに置き換えてしまう、というようにプログラムを単純化します。

日常生活や日常業務、PC操作でも、「何度も行っている一連の作業は、自動化できないか?」と
考えることが、自動化を考える際の起点になります。

たとえば、朝起きて、「電灯をつけて、カーテンを開けて、テレビをつけて、お湯を沸かして......」
という一連の作業は、いまやスマート家電により自動化できつつあります。

出勤後、PCを起動して、「メールソフトを起動して、職場に業務開始連絡をして、
メールチェックをして、1日の予定を確認して......」という一連の作業も、条件が整っていれば
RPAを使うまでもありません(メールチェックや予定確認は、画面上で表示するまでしかできませんが)。

皆様の周囲にも「何度も行っている一連の作業」は必ずあるはずです。
そしてきっと、
自動化できる部分もあるはずです。一連の作業に取り組む際にはぜひ、
「どうやったら自動化できるか?」と考えていただければ幸いです。


(4)関連研修のご紹介


・Excelを使った業務を自動化する「マクロ」が学べる
<速習!>(半日研修)(中級者向け)Excel研修~手順を自動化し業務を効率化させる編
https://www.insource.co.jp/bup/bup-sokusyu5.html

・様々なPC操作を自動化することができるRPAについて学べる
ビジネス活用のためのRPA研修~RPA導入のための一歩を踏み出す
https://www.insource.co.jp/bup/bup_business_robotic1.html

・AI(人工知能)によって自動化できる幅が広がる?!
ビジネス活用のためのAI・人工知能研修
https://www.insource.co.jp/bup/bup_artificial_Intelligence.html


※本記事は2021年03月31日現在の情報です。

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